太陽光発電の年間発電量の概算計算

システム容量・年間日射量・損失係数を入れると、年間発電量の目安がその場で出ます。日射量は地域や設置角度で大きく変わるため、NEDOの日射量データベースで確認する方法もあわせて解説します。

年間発電量の目安

—kWh/年

月平均
— kWh/月
使用した式
—

計算の流れ

入力に合わせて描き変わります。日射量に損失係数を掛けて、実際に取り出せる発電量を見積もります。
日射量・損失係数は必ず入力例から差し替えてください このツールの初期値(日射量1,400kWh/m²・年、損失係数0.80)はあくまで計算式を試すための入力例です。実際の日射量は設置地域・屋根の向きや角度で大きく変わります。NEDOの日射量データベースで、設置予定地に近い地点・角度の値を確認してから入力してください。

この計算は何をしているのか

太陽光発電の年間発電量は、パネルに降り注ぐ日射のエネルギーのうち、実際に電力として取り出せる割合を掛けて見積もります。使っているのは、NEDOの資料などで広く用いられる次の簡易式です。

E = P × H × K
記号意味単位
E年間発電量kWh/年
Pシステム容量(パネルの合計出力)kW
H年間日射量kWh/m²・年
K損失係数(温度上昇・パワコン変換・配線・汚れなどの損失をまとめた係数)—

厳密には、標準試験条件の日射強度G(1kW/m²)で割る「E = H × K × P ÷ G」という形で示されることが多いですが、Gは1なので数値上はP×H×Kと同じ結果になります。

日射量Hはどこで確認するか

日射量は都道府県や市区町村単位でも差があり、さらに屋根の向き・角度(傾斜角)によっても変わります。全国平均的な値を当てはめると、実際の発電量と大きくずれることがあります。NEDOの日射量データベース(MONSOLA・METPV)では、地点・方位・角度を指定して年間日射量を無料で確認できます。設計・見積りに使う数値は、必ずそちらの一次情報で確認してください。

損失係数Kはどこで確認するか

損失係数は、パネルやパワーコンディショナ(インバータ)の変換効率、配線での電圧降下、パネル表面の汚れ、温度上昇による出力低下などをまとめて見込んだ係数です。使用する機器の構成によって変わるため、メーカーが公表するカタログ値やシミュレーションツールの前提条件を確認してください。おおむね0.80前後が目安として示されることが多い数値です。

この概算でできないこと

あわせて確認すること 発電した電力を蓄えて使う場合の容量選定は蓄電池の容量選定(バックアップ時間から)、パネルとパワーコンディショナの容量バランスはパワーコンディショナ容量の選定(過積載率)で確認できます。配線の電圧降下は電圧降下の計算で確認できます。
ご利用にあたって 本ツールの計算結果は参考値です。実際の設計・見積りにあたっては、必ず NEDOの日射量データベース や機器メーカーの公表資料など一次情報で確認してください。本サイトは計算結果および利用によって生じた損害について責任を負いません。