材料をホームセンターで単品調達できるか
技能試験用の練習材料セットは通販が中心ですが、近くのホームセンターで単品を揃えて安く済ませたいと考える人もいます。結論は「一部は可能だが、全部は難しい」です。何が単品調達に向き、何が向かないかを分けて考えます。
在庫状況・価格はこのページでは扱いません
ホームセンターの品揃えは店舗・地域・時期によって差があります。断定できる情報ではないため、実際に足を運ぶか、店舗の在庫検索で確認してください。
判断の軸:汎用品か、候補問題特有の部品か
練習材料は大きく2種類に分かれます。この違いが、単品調達できるかどうかを決めます。
| 区分 | 単品調達 | 理由 |
|---|---|---|
| 汎用の電線・器具 VVFケーブル、スイッチ、コンセント、ボックス類 | 可能性が高い | 住宅配線で一般に使われる規格のため、電材コーナーに置かれやすい |
| 候補問題特有のサイズ・組合せ 特定の心線数・特定の器具の組合せ | 難しいことがある | 試験専用の需要が薄く、店舗によっては取り扱いがない |
| リングスリーブ・差込形コネクタ | 可能性が高い | 電材コーナーの定番品。ただし刻印の種類(小・中・大)を自分で選ぶ必要がある |
つまり「何が候補問題で使われるか」を先に把握してから、店舗に何があるかを確認するという順序になります。候補問題への向き合い方は候補問題、暗記より先にやることを参照してください。本サイトでは候補問題の図面そのものは扱っていません。
単品調達に向いている買い方
- 電線は長い1本ものを買い、自分で切り分ける — 定尺で切り売りされていることが多く、まとめ買いのほうが割安になりやすい
- ボックス・スイッチ・コンセント類は電材コーナーで探す — 住宅用の一般品と同じ棚にあることが多い
- リングスリーブ・差込形コネクタは刻印のサイズを確認して買う — 組み合わせを誤ると圧着自体ができない
単品調達が難しくなりやすい買い方
- 候補問題ごとに指定される特殊な器具 — 一般家庭ではあまり使われない仕様のものは、店舗の在庫回転が悪く置かれていないことがある
- 13問すべての想定材料を一度に揃える — 店舗を何往復もすることになり、通販でまとめて届くセットのほうが時間の面で有利になりやすい
必要量はツールで先に出しておく
単品で買う場合、種類ごとに何をどれだけ買うかを自分で管理する必要があります。買い忘れて店舗に再訪するのを避けるため、店舗に行く前に必要量を出しておいてください。周回数と1本あたりの目減りを入れると、種別ごとの合計が出ます。
練習に必要な電線の長さを使えば、電線の必要巻数まで計算できます。何が消耗して何が残るかの前提は2周目で材料が足りなくなる理由で説明しています。
セットとの使い分け
単品調達は、店舗に足を運ぶ時間と手間を材料費の節約に充てられる人に向いています。逆に、練習開始までの時間を優先したい人や、何を買えばよいか自体が分からない段階の人は、候補問題ぶんが最初から揃ったセットのほうが手戻りが少なくなります。判断の軸は価格ではなく、「探す手間をかけられるか」です。
ご利用にあたって
本ページの内容は参考情報です。候補問題・施工寸法・欠陥の判断基準は年度ごとに変わります。店舗の在庫・価格は地域や時期で異なります。
一般財団法人 電気技術者試験センターが公表する最新の資料を原本で確認してください。
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